SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアルを読んだ

家の本棚に積まれているうちの一冊、SOFT SKILLSをようやく読み始めました。

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

ソフトウェア開発者の人生マニュアルということで個人的には非常に気になっていた本。
途中まで読んだ感想としては、エンジニアとしての自己啓発ライフハックみたいな本。
おもしろいです。

全7部構成の71章まである読み応えのある本。
ためになったところ心に残ったところを記録しておこう。


第2章の「事業者のマインドセット」という項目
自分のキャリアを事業として考えろ、とあった。
マインドセットを雇用形態で縛られた奴隷から、自分自身の事業を経営している事業者に切り替える。
また、キャリアを積極的にマネジメントする、というところが自分には抜けていた考え方。
自分の人生にとって何が重要なのかを考えて日々の取捨選択をするようにしよう。


第3章の「目標設定」について。
まずは、大きな目標を描き、それに到達するために小さな目標を設ける。

ずっと遠くにあるかもしれないものを明確に定義するのは難しいので、大きな目標はあまり細かく決まらないことが多い。
しかし、それでいい。
遠くにある大きな目標を決めるときには、細かいところまで決めなくてOKだ。

自分が将来どうなりたいか、どうしていたいかの目標は大事だ。
将来のことを考えるのは不安だし面倒くさいが、まずはそこをしっかり考える必要がある。


第4章の「放っといてくれ、私はただコードが書きたいだけなんだ!」の部分。
ソフトウェア開発者に人とのコミュニケーションが不要なわけではない。
ほかの職種と同様に人とのコミュニケーションが発生する。
ひとりきりでうまく仕事を進めていくことはなかなか難しい。


第9章「責任の重い仕事が回ってくるようにするためにできること」

・みんなに無視されているものの、自分なら管理できるというプロジェクトを引き受けること
・チームの新メンバーが仕事のペースについていけるように支援すること
・プロセスのドキュメントを書き、そのドキュメントをメンテナンスし続けていくこと
・ほかに誰もやりたがらないものの、自分が引き受ければ楽にしたり自動化したりできるものを探すこと。

責任の重い仕事はつらい。
つらいし失敗したときのことを考えると及び腰になるが、給与をあげていくためには必要だ。
幸い、いまの会社は比較的失敗に寛容な気がする。
今のうちにいろんなことに挑戦しよう。


第26章「ばかにされるのを恐れるな」

自分のマーケティングを本当に成功させたいと思うなら、
私たちの大半が持っている大きな恐怖を克服しなければならない。
それは馬鹿みたいに見えることに対する恐怖だ。

人は人、自分は自分。
世界中の人が自分の考えに同意してくれることなんてありえない。
批判を恐れて黙りこんでしまうことはよくない。
ただ、わかっていてもやはり批判されること、馬鹿だと思われることは怖い。
対面だとなおさらだ。
こんなこと言ったら馬鹿だと思われるんじゃないか?
いい歳して何言ってんだ?と思われるかもしれない。


いまようやく40章まできたところ。
この本は自分のキャリアに対してどう考えるべきか、
学ぶことの大切さ、仕事の生産性の高め方、お金に対する考え方(大事)、健康に関して、
とまさに人生のマニュアル本みたいな感じ。
副題の「ソフトウェア開発者の人生マニュアル」に嘘偽りなし。
もっとはやく読んでおけばよかった~。

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

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