ポモドーロテクニックに再入門してみた

過去にも1,2回やってみたポモドーロテクニック
そのときは、あんまりしっくりこなくてすぐに使うのを辞めた。
今回SOFT SKILLS読んでてポモドーロに関する話が書いてあって再度やってみようと決めた。

SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル

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ポモドーロテクニックとは

・25分間を1つの区切りに仕事に取り掛かる。
・25分たったら5分間の休憩を入れる。
ここまでが1ポモドーロ。
・4ポモドーロ、つまり2時間たったら15分くらいの長めの休憩を取る。
以下、繰り返し。

この25分間は1つのタスクだけに集中してやる。
他のことには目もくれない。
電話もメールもチャットも無視して集中してタスクに取り掛かる。
早めに終わってしまったら次のタスクに取り掛かるのではなく、終わったタスクの見直しなどに時間を使うのがセオリーらしい。

いかに連続した時間を確保できるか

前回ポモドーロテクニックを断念した理由が仕事中の割り込みの多さである。
・電話が鳴って途中で中断
・メール、チャットの通知に気を取られていつの間にか中断
・隣の席の人が話しかけてきて中断(おしゃべりが好きな人が隣の席にいるのである)

ただ今回SOFT SKILLSを読んで同じようなことが書いてあった。
電話・メール・チャットは決まった時間に処理するようにしているらしい。
たしかにその都度対応するのは集中が途切れて明らかに効率が悪い。
以前からいかに長い時間連続した時間を確保できるかが重要だと思っていた。
1ポモドーロ後にまとめてチェックしてあとで対応する、というのでも良さそうだ(30分くらい待てるだろう)。

直接話しかけられた場合はどうしよう。
隣におしゃべりな人が座っている。
この人がなかなか曲者で情緒不安定かつかまってちゃんなのだ。
集中を断絶させられるとしたらこの人が最も有力候補だ。
(自分自身気が弱いからあまり強く言えないし。)
人をうまくあしらう方法を身に着けねば・・・。

ポモドーロテクニックの本当の力

SOFT SKILLSの中に大事なことが書いてあったので引用しよう。

ポモドーロテクニックの本当の力は、作業量を見積もり トラッキングするためのツールとして使った時に現れる。
1日に実行したポモドーロの数を数え、1日に何個のポモドーロを達成するかという目標を設定する。
すると突然、一日にどれくらい一生懸命仕事をしたか、自分の本当の能力はどれだけかを正確に測れるようになる。
単に集中を維持するためだけでなく、毎日、毎週の作業内容を計画し、自分がどの部分に最も多くの時間を費やしているかを把握し、出来る限り生産性を高めようというモチベーションを生むためにも ポモドーロテクニックを活用できるようになったのである。

25分間集中して仕事に取り掛かるということももちろん大事だが、
今日は何ポモドーロやるぞと目標を設定して、それを計測するという使い方。
自分がどの程度仕事をこなしたかのトラッキングツールになるというのだ。
優先順位をつけ、仕事にポモドーロを割り振り、集中する。

やりたいと思ったことができていないのに、目標のポモドーロ数を確保できた場合、問題は十分に仕事ができていないことではなく、優先順位付けが正しくないことだとわかる。

あるあるすぎて怖い。
やろうとしていたことができていないのに、仕事をこなした満足感だけある。
人は簡単な作業から手を付けがちだ。
自分がやろうとしている難しいこと面倒くさいことを後回しにしてしまう。
そこをぐっとこらえてやるべきことを集中してやる。

タスク管理とポモドーロ

最後に、SOFT SKILLSの著者はkanbanflowというのを使っているらしい。
kanbanflow.com
Trelloのシンプル版といったところか。
ただ、タスク管理とポモドーロが一緒になっているので、
個人的にはkanbanflowの方が使いやすそうだ。
使ってみてしっくり来たら別の記事にまとめてみよう。