基本情報技術者試験 - ヒット率
「ヒット率」
目的とするデータがキャッシュメモリに入っている確率。
「1-ヒット率」
キャッシュメモリになくて主記憶装置にアクセスする確率。
「実行アクセス時間」
①キャッシュメモリのアクセス時間 × ヒット率
②主記憶装置のアクセス時間 ×(1-ヒット率)
①+②=実行アクセス時間
例題:
主記憶のアクセス時間が60ナノ秒,
キャッシュメモリのアクセス時間が10ナノ秒であるシステムがある。
キャッシュメモリを介して主記憶にアクセスする場合の実効アクセス時間が15ナノ秒であるとき、
キャッシュメモリのヒット率は幾らか。
答え:
(10×n)+(60×(1-n)) = 15
10n+60-60n = 15
-50n = -45
n = 0.9